玉ねぎと卵と乾燥わかめで！レンジで簡単栄養満点味噌スープ
はじめに
毎日の食事作りは大変に感じることがあるかもしれません。特に一人暮らしを始めたばかりの場合、何から手をつけて良いか迷ったり、栄養バランスが気になったりすることもあるかと思います。今回は、そんな時に役立つ、手間をかけずに作れる栄養満点の味噌スープをご紹介します。使う食材は玉ねぎ、卵、乾燥わかめと、身近で手に入れやすいものばかりです。火を使わず、レンジだけで手軽に作れるので、忙しい日や疲れてしまった日にもおすすめです。
材料（1人分）
- 玉ねぎ：1/4個（約50g）
- 卵：1個
- 乾燥わかめ：小さじ1/2
- 水：200ml
- 味噌：大さじ1
- 顆粒和風だし：小さじ1/2
作り方
- 玉ねぎは薄切りにします。厚みがあると火が通りにくくなるため、できるだけ均一な薄さに切るのがおすすめです。
- 乾燥わかめはパッケージの指示に従い、水で戻しておきます。戻し不要タイプの場合はそのまま使用できます。
- 大きめのレンジ加熱可能なマグカップや器に、1の玉ねぎ、水、顆粒和風だし、水で戻したわかめ（または乾燥わかめそのまま）を入れます。
- 軽く混ぜ合わせたら、ラップをふんわりとかけるか、レンジ加熱可能な蓋をします。
- 電子レンジ（600Wの場合）で約3分加熱します。玉ねぎがしんなりするまで加熱してください。加熱時間はご使用のレンジによって調整してください。
- レンジから取り出し、一度全体を混ぜ合わせます。
- 卵を割り入れます。黄身に数カ所竹串やフォークで穴を開けておくと、加熱中の破裂を防ぐことができます。
- 再びラップをふんわりとかけるか蓋をし、電子レンジ（600Wの場合）で約1分加熱します。卵がお好みの固さになるまで加熱してください。
- レンジから取り出し、味噌を溶き入れます。味噌は加熱後に加えることで、風味が飛びにくくなります。
- 全体を優しく混ぜたら完成です。
ポイント
- 玉ねぎの切り方: 玉ねぎを薄切りにすることで、短時間で火が通りやすくなります。厚みがバラバラだと加熱ムラが生じることがあります。
- 卵の加熱: 卵の黄身に穴を開ける工程は、レンジ加熱による破裂を防ぐために重要です。加熱時間はあくまで目安ですので、卵の固さはお好みに合わせて調整してください。半熟がお好みであれば短めに、しっかり火を通したい場合は長めに加熱します。
- 味噌を加えるタイミング: 味噌の風味を最大限に活かすため、レンジでの加熱が終わってから溶き入れることをおすすめします。
- 使用食材の栄養: 玉ねぎには、体の調子を整えるビタミンB群やカリウム、食物繊維などが含まれます。また、玉ねぎの辛味成分には血液をサラサラにする効果があると言われています。卵は「完全栄養食品」と呼ばれるほど様々な栄養素をバランス良く含んでおり、良質なたんぱく質のほか、ビタミンやミネラルも豊富です。乾燥わかめは、食物繊維やミネラル（特にカルシウムやマグネシウム）、ビタミンKなどを手軽に摂ることができます。これらの食材を組み合わせることで、一杯のスープで様々な栄養を補うことができます。
- 食材の使い切り・保存: 玉ねぎを1/4個使う場合、残りの部分はラップでしっかりと包み、冷蔵庫の野菜室で保存します。なるべく早めに使い切るようにしましょう。乾燥わかめは湿気を避けて常温で保存可能です。一度にたくさん使うものではないため、一つあると様々な料理に使えて便利です。
- 食費を抑えるには: 玉ねぎや乾燥わかめは比較的に安価で日持ちする食材です。まとめて購入しておくと便利です。また、顆粒だしや味噌も少量で済むため、コストパフォーマンスの良い一品と言えます。
- アレンジ: 具材にきのこ類（えのきやしめじを少量）、豆腐、ネギなどを加えても美味しく、栄養価もさらにアップします。味付けは、味噌だけでなく、醤油ベースにしたり、中華だしを使ったりとアレンジ可能です。
まとめ
この玉ねぎと卵と乾燥わかめの味噌スープは、調理時間が短く、洗い物も少なく済むため、忙しい日の強い味方になります。レンジ任せで失敗しにくく、初心者の方でも簡単に作ることができます。さらに、身近な食材で手軽に栄養を摂れるため、健康維持にも役立ちます。ぜひ試してみてください。